ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー ダイカイオー


画像をクリックで拡大ができます。

上から4枚までは、クリックで表示すると、画質はよくなります。
なぜだ……。

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー
これが海老折神のシール

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー
秘伝ディスク

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー
Aパーツ(上半身)、Bパーツ(下半身)で販売。
どっちかそろわなかったら、むなしいミニプラ。

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー


ダイカイオーに変形!


ミニプラでも変形!
ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー
ダイカイオーヒガシ
必殺技は『海老ばさみ本手返し』

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー
ダイカイオーミナミ
必殺技は『海老刀大名おろし』

ミニプラ 侍戦隊シンケンジャー
ダイカイオーニシ
2009年9月30日現在、必殺技は未登場。


ここをクリックしてもらえると嬉しいです。
クリックしてもらえると、『にほんブログ村』でのランキングが上がるので励みになります

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

Wiiでもクライマックスにいくぜ!



Wiiで仮面ライダークライマックスヒーローズ登場。
仮面ライダーWに加え、各仮面ライダーの怪人も登場!
Wは9フォームにフォームチェンジできるとか。

そして、数ヶ月後にPS3で昭和ライダーも追加されたのもでるとか……
PS2の初回買ったのに。


画像はPS2のものです。









ここをクリックしてもらえると嬉しいです。
クリックしてもらえると、『にほんブログ村』でのランキングが上がるので励みになります

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

Eternalえぼりゅ?しょん!! 第10話 飛鳥の母


 異世界のなかには、魔法が存在し発展してきた世界がある。
 さまざまな魔法が生まれ、世界は豊かになっていった。
 だからといって、魔法は万能ではない。物が壊れれば修理をする、病気や怪我をすれば病院に行く、失った命は戻らない。
 魔法では不可能なことを、補うように科学・医学は発達していった。
 魔法は認められず、科学が発達していった異世界<ミズガルズ>を、影で守る魔法使いの物語……。

 魔法否認知世界<ミズガルズ>にある鳳海岸では、工藤飛鳥、蒼衣ことり、フェイト・クラウス、蒼衣美羽の四人はアリス・キャロル、リン・クリスチャン・アンデルセンと激しい空中戦を繰り広げていた。
 リンは赤いゴシックロリータの服を着て、茶色のショートヘアーをした女の子でショットガン<エスティマ>を使用している。
 アリスは青いゴシックロリータの服を着て、金色のロングヘアーをした女の子である。
 飛鳥とことりはリンと海面すれすれの所で飛行魔法を使い戦っていた。
 リンはショットガン<エスティマ>を構え「“ジョポオ・チャルペヴ”」と唱え、ショットガン<エスティマ>から火球が発射された。
 飛鳥は構えるライフル<ラクティス>から、淡い青色の光弾を放ち火球を迎撃した。
 リンは生意気な笑みを浮かべ「なかなかやるね! 兄ちゃん」とあざ笑った。
 ことりは杖<ウィッシュ>をリンに向けた。
 「“チカス・ルタシ”」
 桜色の生物の様に動く鎖が現れリンを拘束しようとした。するとリンは超絶飛行でたくみにかわしながら、ショットガン<エスティマ>で鎖を迎撃した。
 「リンで燃えさせてあげるよ。“ジッタヴ・コロナ・ショット”」
 ショットガン<エスティマ>の銃口から、巨大な火球を放った。それに対する飛鳥は回避行動はとらずに身構えた。
 「“ジッタヴ・ジャライ・ロウファン”」
 飛鳥が詠唱すると飛鳥のかまえるライフル<ラクティス>の銃口から、サッカーボールほどの魔力の球体を放った。
 2つの攻撃は相殺し海水の水柱がたち、海水の雫が降り注ぎ視界を悪くした。
 「くっそ。リンだって、負けねーぞ」
 リンは反撃しようとしたが、身動きが取れなかった。それはリンの体は、桜色の鎖で拘束されていたからだ。
 「わたしもいる事を、忘れちゃダメですよ」
 ことりは再び“チカス・ルタシを唱え、リンを拘束したのだ。
 「リンは負けたわけじゃねーかんな。覚えてろよ」
 リンの怒号を背に、飛鳥とことりは美羽とフェイトの援護に向かった。

 その頃美羽とフェイトはアリスと空中戦を行っていた。戦っていた場所は飛鳥達のはるか上空で戦っていたので、先ほどの爆風の影響は受けていない。
 アリスはトランプをばらまき、魔法の呪文を唱えた。アリスは魔法で、トランプを自在に操ることを得意としている。
 「“ラ二・ジュカリ”」
 すると、周囲は無数のトランプの吹雪となり視界を蔽った。その数は54枚どころではなく、何千枚と言う枚数だ。
 美羽は手に持つ杖<ウィッシュ>を闇雲に振り回して、トランプを払いながら怒鳴った。
 「なんでこんなに、トランプを持ってるの!?」
 アリスは挑発するかのように「不思議よね。でも、教えてあげない」と言い、さらに拘束系魔法「“ラ二・ヴェキョウ”」を唱えた。
 周囲のトランプが一斉にフェイトと美羽の体にまとわりつき、完全に動きを封じ込めた。
 さらにアリスはどこからかトランプを取り出した。
 「“ラ二・ジャノポ”」
 アリスは呪文を唱えると、トランプを数枚を手裏剣の様にフェイトに投げた。鋭利なトランプがフェイトめがけて、一直線に飛んでいく。
 フェイトにトランプが当たる直前に、槍の様な光弾がトランプを迎撃した。
 リンを相手にしていた飛鳥が、美羽とフェイトの援護に来たのだ。
 「2人とも、大丈夫。すぐに、拘束を解いてあげるから」
 飛鳥とことりは魔法で美羽とフェイトの拘束を解こうとしたその時、リンが現れた。
 「お前ら、燃えちゃえ。“ジッタヴ・コロナ・ショット”」
 リンは美羽達に狙いを定め、ショットガン<エスティマ>から再び巨大な火球を放った。
 飛鳥の背後には身動きがとれない美羽とフェイトがいるので、再び飛鳥は“ヴァヴェ・サークル”で再び防いだ。
 「ことりは、そのまま2人を」
 「任せてください」
 リンはさらに攻撃を加え続けた。
 「兄ちゃんの、固くて丈夫だね」
 飛鳥は“ヴァヴェ・サークル”でリンの攻撃を防ぎ続けるが、“ヴァヴェ・サークル”が砕け散った。それと同時にアリスの拘束魔法で、飛鳥は拘束された。
 「これで、止めだ。“ジョポオ・トウタ・ヴァナヴァイ”」
 ショットガン<エスティマ>から放たれた火球が、今度は飛鳥を直撃した。
 飛鳥はそのまま鳳海岸の砂浜に落下していった。飛鳥の落下地点では、砂が舞い上がり安否が確認できない。
 不意にアリスが自分の懐中時計を見た。
 「いいところで、時間切れね。帰りましょう」
 「ちぇ。いいところだったのに! リンはホントはまだ……」
 アリスは転送魔法“ヴェントウ”を唱え、リンと共に撤退した。
 アリス達が撤退すると、ことり達3人は飛鳥の元に飛んでいった。
 飛鳥は砂浜にたたきつけられて気を失っていた。ほぼ無傷でいるのは、薄れいく意識の中でとっさに緩衝用魔法陣“ランチョウ・サークル”を展開し、着ていた<防御服>のおかげだ。
 ことりは飛鳥の具合をみた。
 「骨折とかは無さそうよ。でも……。飛鳥くん、何だかすごい熱。ひとまず、飛鳥くんの家まで運びましょう」
 ことり達は飛鳥を運び、すぐに飛鳥をベットで寝かせた。
 ことりは深夜になっても、飛鳥に付き添い看病していた。
 ことりは飛鳥の額に乗せた濡れタオルを取り替えようと手を伸ばすと、その手を熱にうなされる飛鳥が掴んだ。
 「母さん……、一緒に逃げ……」
 ことりは飛鳥の手を、母親の様に優しく握り締めた。
 「飛鳥くん。あの日のことを夢見てるんだ」
 飛鳥にとっては忘れられない、あの日の出来事。終わりと始まりの事件。

 今から10年前の魔法認知世界<ミミル>のとある森に飛鳥と飛鳥の母親サクラはピクニックに来ていた。。
 この日は、天候もよく飛鳥とサクラは森の中を散歩をしていた。サクラはいつも笑顔を絶やさず、飛鳥のことを大切する優しい母親である。
 森にはさわやかな風が吹き、小鳥のさえずり、木々の葉が揺れる音。沢山の命が感じられる。
 サクラと飛鳥は普段は、魔法否認知世界<ミズガルズ>の鳳市で暮しているので、魔法認知世界<ミミル>に来るのは久しぶりだった。
 飛鳥は幼く舌足らずな話し方で、サクラを呼んだ。
 「お母さん、あっちに行こう」
 優しい微笑みを浮かべながら、サクラは飛鳥の後を追いかけていった。
 「飛鳥は足が速いのね」
 そのとき、激しい爆音と共に爆風が周囲を襲った。その威力はすさまじく、そこにいたはずの生命は苦しみを味わうことなく消え去った。
 爆風は飛鳥とサクラをもまきこんだ。
 飛鳥は恐る恐る目を開けると、周囲を淡い青色い膜が包み込んでいた。
 サクラは飛鳥に優しく微笑んだ。
 「大丈夫、もう怖くないから」
 飛鳥は涙目でサクラを見上げる。
 「お母さん……」
 しだいに、魔力の膜に亀裂が生まれてきた。
 飛鳥の近くに転送用魔法陣が現れた。この魔法陣は転送用の物だ。
 「飛鳥、速く中に入って……」
 「お母さんは?」
 サクラはこの膜を維持するために、身動きがとれない。
 「いいから、入りなさい」
 今までのサクラの口調とは少し違った。怒っているような感じだが、沢山の愛がこめられている。
 「でも……。お母さんが……」
 「飛鳥1つだけ約束して。誰にでも優しく、強くなるのよ」
 魔法で無理やり飛鳥を、転送用の魔法陣に入れた。
 飛鳥は必死になってサクラを呼び続ける。
 「お母さん、お母さん……」
 飛鳥が魔法陣に入った直後、淡い青色の膜は消滅した。
 飛鳥が気がつくと、爆風の影響が及んでいない高台にいた。
 「ここは……」
 飛鳥は周囲を見渡し言葉を失った。
 飛鳥が見た光景。それは、あたり一面、さっきまで居た場所は焦土と化していた。
 爆発の原因は超古代兵器<モアブ>の、盗掘中の事故によるもの。
 超古代兵器<モアブ>は超古代文明により作られたもので破壊力は核爆弾を数十倍に強化したものだ。
 核爆弾の様に周囲を汚染することはないが、物凄い光と熱風を放つと同時に周囲をマイクロウェーブの嵐が起こる。
 そのせいで、盗掘者や証拠品も爆発の影響で跡形もなく消え去ってしまい、捜査は難航していった。
 自分だけ生き残った飛鳥は泣き叫び、自分を責め続けた。
 そのことで、飛鳥はひどく落ち込んでいたが立ち直り、自分の様に悲しむ人を1人でも減らすために魔導管理局に入った。
 あの日のサクラとの約束を胸に、を相手にさせないように、飛鳥はできるだけ戦う相手に怪我をさせないようにしているのだ。

 飛鳥が気がつくと、眼前にことりの顔があった。
 「こ、ことり……」
 飛鳥が眼を覚ましたので、ことりは安堵の溜息をついた。
 「よかった。気がついて」
 「ごめんね。心配かけて」
 「飛鳥くんが無事でよかった」
 「あっ、ごめん」
 飛鳥はことりの手を握っていたことに気がつき手を離した。すると2人は顔を赤らめ、恥ずかしい衝動から視線をそらしあった。
 2人に甘酸っぱい空気が流れた。
 どれくらいたっただろうか、廊下から賑やかな足音が聞こえてた。
 「美羽と、フェイトが来たみたいだ。あの2人にも心配かけちゃったな」
 「フェイトちゃん。かなり、心配してましたよ」
 「そうか……。さあ、行こう。ことり。2人に元気になった姿見せないと」
 飛鳥はベットから起き上がった。
 「はい」


 『第11話 人魚の秘薬』につづく

 あとがき
 読んでくれてありがとうございました。
 今回は、飛鳥の過去のお話でした。
 ちなみに、飛鳥の父親は神主です。設定では、御奉仕(他の神社へ手伝い)によく行くので不在が多いです。
 次回は、久々サンドリヨンが登場します!

Eternalえぼりゅ?しょん!! もくじ


オンライン小説検索エンジンNEWVEL様の投票ランキングに小説を登録しています。
投票は月1回、ここからできます。
投票してもらえると、ランキングがあがるので励みになります♪

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

第二次電王大戦


画像をクリックで拡大ができます。

装着変身 仮面ライダー電王
電王VSヒロインのハナ(自称18歳)

装着変身 仮面ライダー電王
電王最大のピンチ!
牙王や、デスイマジン、ネガタロス、死郎、シルバラ、ゴルドラの時よりも、かーなーりークライマックス!

装着変身 仮面ライダー電王
ケータロスの力で、キンタロス召喚!

装着変身 仮面ライダー電王
続いて、ウラタロス召喚!

装着変身 仮面ライダー電王
最後にリュウタロス召喚!



ここをクリックしてもらえると嬉しいです。
クリックしてもらえると、『にほんブログ村』でのランキングが上がるので励みになります

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

Eternalえぼりゅ?しょん!! 第09.5話 幸せの綿毛


 アーサー・C・クラークの言葉、『充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない』のように、魔法認知世界<ミミル>ではほかの世界の何十年も先を行く科学力、ほとんどの世界の魔法学が集まる世界。
 どれが魔法で、どれが科学力なのか区別がつかないほどだ。
 それらの力を悪用する者は当然現れる。
 魔法が認められていない世界の1つ、魔法否認知世界<ミズガルズ>に魔の手が迫る。
 魔法と科学の力を悪用し、秩序を崩そうとするものがいた。
 これは、そんな魔法否認知世界<ミズガルズ>の秩序を影で守る魔法使いの物語。


 すがすがしい朝。こうもすがすがしいと、何かいい事がありそうなくらいだ。
 朝霧若葉は親友と待ち合わせ場所に到着した。そこには、蒼衣ことりが待っていた。
 「おはよう、ことり」
 「おはようございます」
 誰かを探すように若葉が視線を泳がす。
 「工藤君は?」
 「飛鳥くんは、委員会の仕事で先にいきましたよ」
 「そうなんだ」
 工藤飛鳥の姿がなく、どことなく表情が曇る。
 そのとき、毛玉がふわふわと舞い降りてきた。
 若葉は何かに導かれるように、ピンポン玉ほどの毛玉を手で受け取った。
 「ケサランパサランですね」
 ことりが毛玉を見て言った。
 「ケサランパサラン?」
 「ケサランパサランは、願いを叶えてくれるんですよ」
 「この毛玉がねぇ」
 若葉の手の中でゆらゆらと揺れるケサランパサラン。
 どう見ても、ただの毛玉にしか見えない。
 「ジンクスみたなものですし。何か願い事をしてみたらどうです?」
 「願い事か」
 若葉は色々と考えた。
 こう目の前に恋敵がいると、流石に『工藤君と両想いになりたい』とはいえない。
 色々と考えたあげく若葉は結論を出した。
 「童話に出てくるような王子様にあってみたいとか」
 「ロマンチックでいいとおもいますよ」
 「そうかな」
 若葉は頑固そうで恋愛に興味がなさそうだが、恋愛モノの漫画をよく読んでいる。
 このことを知っているのは親友のことりだけだ。だから、言えたことだ。
 とりあえず、ケサランパサランを筆箱に入れ、鳳学園へ向けて歩き出した。

 今日のホームルームは席替え。
 若葉はケサランパサランに心の中で願った。
 『お願いケサランパサラン。工藤君の隣になれますように』
 その結果――。
 若葉の左斜め裏に飛鳥。飛鳥の隣にはことり。
 好きな人が自分の背後とは地味に辛い。しかも、その隣は恋敵。
 「席が近くなったね。よろしく」
 飛鳥は軽く微笑んだ。その微笑みは若葉にとって、かなり甘美なものだった。

 お昼休みになり、学園中に生徒達の元気な声が響き渡る。
 若葉は珍しく自作のお弁当。かなりの自信作だ。
 『ケサランパサラン。工藤君と一緒にお弁当を食べたい』
 可愛いらしいお弁当の1つ取り出す。鞄の中には飛鳥の分のお弁当が入っている。
 「工藤君。お昼一緒に食べない?」
 飛鳥はすこし戸惑ったあげく。
 「ごめんね、委員長。今から、委員会の仕事で保健室に行かないといけないんだ」
 再び若葉の願いは叶わなかった。
 「明日は大丈夫だから。一緒に食べよう」
 「約束よ」
 若葉の迫力に飛鳥はたじろいだ。
 「う、うん」

 放課後――。
 飛鳥と帰宅しようと若葉は声をかけたが、断られてしまった。
 三度保健委員会の仕事だそうだ。しかも、帰る時間は分からないそうだ。
 ここまで飛鳥との縁がないと、呪いかと思ってしまう。
 若葉は気晴らしにことりと喫茶メルヘンによった。話に夢中になっていると、かなりの時間がたっていた。
 喫茶メルヘンからでて、帰路につくと橋の所に人だかりがでてきていた。
 2人は近づいてみると、仔犬が川で溺れれていた。岸では飼い主がうろたえていた。
 「速く助けないと」
 若葉はケサランパサランに祈った。
 『ケサランパサラン。あの仔犬を助けて』
 しかし、何も起きない。
 「やっぱり、ダメなのかな」
 その時、見なれた男子生徒が川に入っていった。
 ことりが声をあげた。
 「飛鳥くん!?」
 若葉はうつむいた顔をあげた。
 「えっ……」
 若葉が仔犬のほうを見る頃には腰まで水につかっている飛鳥が仔犬を抱きかかえていた。
 周囲から安堵の溜息が聞こえていた。

 若葉は鞄の中から筆箱を取り出し蓋を開けた。
 隣にいることりに聞こえないくらい、小さな声でケサランパサランにお礼を言った。
 「ありがとう。願いを叶えてくれて」
 すると、ケサランパサランはふわりふわりと宙を漂い、大空の彼方へ旅立っていった。
 「逃がしちゃうんですか?」
 「うん。もっと、別の人に、多くの人に幸せになってほしい。それに――」
 若葉は言うのをやめた。恥ずかしいからか、恋敵の前だからか若葉自身も分からない。
 でも心のなかではこう思った。
 『童話に出てくるような王子様にあえた』
 困っている人や動物を見過ごせない。誰にでも優しい人。 
 ことりは何となくきいてみた。
 「それに?」
 「うんうん。なんでもない。それより、工藤君のところに行こう。濡れたままじゃ可愛そうだよ」
 「そうですね」
 2人は飛鳥の所に向かった。
 腰までずぶ濡れになった飛鳥が仔犬の飼い主と別れを告げたところだった。
 「かっこよかったわよ。工藤君」
 飛鳥が振り返る。
 「これから、私の家に来ない?」
 「へっ!?」
 「そのままだと、風邪ひいちゃうでしょ。服を乾かして、その間にお風呂に入って」
 「大丈夫だよ」
 若葉はチラリとことりを見る。
 「ことりも一緒に来るから。ね、ことり」
 「私はいいですけど」
 「じゃあ、決まり」
 そういって若葉は飛鳥の手を引き、自分の家に向かった。
 ケサランパサランに勇気をもらったのか、少し大胆になった若葉。
 幸せを運ぶケサランパサランは、次は君のとこに。



 『第10話 飛鳥の母』につづく

 あとがき
 次回は、いよいよ飛鳥の母が登場。
 飛鳥が魔導管理局に入るきっかけになった事件のお話。
 お楽しみに♪

Eternalえぼりゅ?しょん!! もくじ


オンライン小説検索エンジンNEWVEL様の投票ランキングに小説を登録しています。
投票は月1回、ここからできます。
投票してもらえると、ランキングがあがるので励みになります♪

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

Eternalえぼりゅ?しょん!! 第09話 残りモノの気持ち


 異世界のなかには、魔法が存在し発展してきた世界がある。
 さまざまな魔法が生まれ、世界は豊かになっていった。
 だからといって、魔法は万能ではない。物が壊れれば修理をする、病気や怪我をすれば病院に行く、失った命は戻らない。
 魔法では不可能なことを、補うように科学・医学は発達していった。
 魔法は認められず、科学が発達していった異世界<ミズガルズ>を、影で守る魔法使いの物語……。


 昼休みの鳳学園2年1組の教室では、工藤飛鳥、蒼衣ことり、朝霧若葉、遠坂歩の4人は昼食をとろうとしている。
 今日も歩は、飛鳥にお金を貸してくれるように頼み込んでいる。
 飛鳥に頼み込んでいる歩は、茶髪にシルバーのアクセサリーをしていて、一目では不良のような格好をしているが、根は優しくかなり気が小さい少年だ。
 頼み込まれている飛鳥は、童顔で中性的な顔立ち、可愛い部類に入りそうな少年だ。
 「飛鳥頼む、メシ買うのに金貸してくれ!」
 即答で、若葉が飛鳥の代わりに答えた。
 若葉はショートヘアーに眼鏡をかけ、ややきつい目をしている。性格面は負けず嫌いであり、やや頑固な一面がある。そして2年1組の、委員長でもある。
 「工藤君、遠坂に貸す必要ないわ」
 「なんで、朝霧が答えるんだよ」
 若葉と歩の会話に、飛鳥が止めに入った。
 「落ちついて、委員長、歩」
 「遠坂も工藤君みたいに、お弁当作ってくればいいじゃない」
 「男なんだから、料理は苦手だ。男は料理をしなくても問題はない!」
 ことりと若葉が歩に、言い返した。
 ことりは、ボブヘアーに優しい雰囲気がする少女。
 「そんなことは、ないと思いますよ。飛鳥くんは、お料理得意ですし」
 「遠坂、その発言は男女差別よ。それにしてもラブラブよね、ことり」
 若葉が羨ましそうに言うと、ことりは赤面になりながら答えた。
 「たまに飛鳥くんと二人で、料理するくらいで」
 そんなこんなでひと段落し、一同は昼食をとりはじめた。歩は飛鳥からお金を借りて、購買に向かっていった。
 「工藤君は男なのに家事が得意だなんて、ことりの将来が羨ましい」
 「若葉ちゃん、なんでそうなるんですか」
 「別になんでもないけど。ねえ、工藤君お弁当1口頂戴」
 「いいよ、委員長」
 飛鳥は自分のお弁当箱を若葉に差し出した。若葉は卵焼きを1つもらい食べてみた。
 「おいしい、これどうやって作ったの?」
 「普通に作ったけど」
 「これは、女として負けられないわ……」
 突然、若葉が言いだした。
 「今度、3人で手作りお弁当で勝負しない?」
 「べつにいいけど、委員長」
 「私もいいですけど」
 飛鳥が委員長に、理由を尋ねてみた。
 「でも、突然どうしたの?」
 「女のプライドというか。いろいろあるのよ」

 その夜。若葉の家では若葉が、明日の手作りお弁当対決の準備をしていた。
 念には念をで、若葉は母親に相談していた。
 「お母さん、お弁当に使える食べ物ない?」
 「いつも、冷凍食品だからね。今日のおかずの残りとかは?」
 「それじゃあねぇ……。お母さん、ちょっと買いに行ってくるね」
 「遅いから気をつけるのよ」
 「はーい。私も負けていられないわ、頑張らないと!」
 張り切って若葉はお店に向かうと、なにやら若葉の母親は喜んでいた。
 「若葉もお年頃なのね」

 その頃。飛鳥の家では、飛鳥が夕食とお弁当のおかずを作っていた。
 金髪の髪をポニーテールにしていている少女、フェイト・クラウスが料理を横から覗き込んだ。
 「ねえ、飛鳥。今日は何を作っているの?」
 「今日は、カレーコロッケだよ」
 「カレーコロッケ?」
 飛鳥は手際よくカレーコロッケを作り始めた。
 昨日カレーを作った鍋に、蒸かした男爵イモをいれよくかき混ぜた。
 鍋の中に残っていたカレーが男爵イモと混ざり、カレーコロッケの中身が完成した。
 そして、小麦粉、卵、パン粉を衣としてつけ、食用油で揚げた。
 揚げたてで美味しそうな、飛鳥お手製カレーコロッケが完成した。
 弁当に使う分のカレーコロッケを残し、夕食のおかずのカレーコロッケを1口サイズに切った。
 「フェイト、1口食べている?」
 「うん」
 飛鳥は足で掴み、フェイトの口元まで運んであげた。
 「熱いから気をつけて」
 フェイトは口をホフホフさせながら食べ終え、目を輝かせて飛鳥にねだった。 
 「もう1口、頂戴」
 「夕飯の分が、なくなっちゃうよ」
 そんなこんなで、飛鳥は残り物うまく利用して、夕食とお弁当のおかずを作っていった。

 若葉は買い物を済ませ、自宅に向かっていた。
 あたりは、吸い込まれそうな漆黒の闇。
 おかしなとことに、若葉がお店をでてから、しばらく歩いも誰にも出会わない。
 「早く、帰らないと。それにしても、誰も歩いていないのかしら?」
 「もったいない?もったいない?」
 怨念のこもったような不気味な声……。まるで地の底から聞こえてくるようだ。
 「何なのいったい?」
 「もったいない?もったいない?」
 徐々に声が、若葉に近づいてくる。
 若葉は気になって、後ろを振り返ってみた。しかしそこには、ただ漆黒の闇があるばかり。
 若葉は駆け足で、家に向かった。
 「もったいない?もったいない?」
 若葉は足を止め、再び声のする方を見てみた。
 突然、周囲の街灯が全て突然消えた。
 闇の中から青白く発光する何かが見えた。
 よく見てみると、白い着物の合わせを逆にして着ている人物がいた。その人物は一般的に、もったいないおばけと言われている、残り物が生んだ思念集合体。
 思念集合体は科学でも魔法でも解明できない、不条理な存在。まさに、未知の存在だ。
 「もったいない?もったいない?」
 もったいないおばけは、若葉に襲い掛かろうとした。その時淡く青色に光る魔方陣とともに、白色をしたブレザーに似た<防御服>を着た飛鳥が、若葉ともったいないおばけの間に割って入った。
 「怪我はない?」
 「はい、大丈夫です」
 飛鳥はもったいないおばけに、向かっていった。
 「もったいない?もったいない?」
 不気味な声をあげ、飛鳥に接近してきた。
 飛鳥は右手の手のひらを、もったいないおばけに向けて呪文を唱えた。
 「“チズネス・ロウジュン”」
 飛鳥の右手の手から淡い青色の光がでてきて、もったいないおばけを包み込んだ。
 淡い青色の光を浴びた、もったいないおばけは静まった。
 さらに、飛鳥は別の呪文を唱え、再び右手の手から淡い青色の光を浴びせた。
 「“ニサイ・ロロソ・ヴパハス”」
 光を浴びたもったいないおばけは、大人しくどこかに帰っていった。
 若葉は飛鳥に訊ねた。
 「あなた、何をしたの?」
 「説得をしただけだよ」
 「説得?」
 「さっきの魔法は心同士で会話をする魔法。これから、君に物を大切にするように話すから、帰ってほしいってね。これから物を大切にするんだよ、約束できる?」
 「はい、できます。あの、ひとつ聞いていいですか?」
 「いいよ」
 「あなた、工藤君?」
 飛鳥は若葉には、悪いと思ったが嘘をついた。
 「残念だけど、違うよ」
 「ごめんなさい、人違いでした……」
 若葉の顔は少し残念そうな顔になった。
 「私の名前は、朝霧若葉て言うんです。また、会えますか?」
 「君がピンチになったら、また必ず来るよ」
 飛鳥は若葉に優しく言うと、若葉の顔が少し笑顔になった。
 「本当ですか」
 「約束するよ。だから今は……」
 飛鳥は催眠誘導魔法で、若葉を眠らせた。

 若葉は気がつくと、何事もなかったように同じ場所に立っていた。
 「あれ、私どうしたんだろう?」
 若葉は疑問を感じながらも帰宅をした。
 自宅に着いた若葉は、残り物でお弁当のおかずを作ることにした。
 「お母さん、残り物ある?」
 「若葉、どうしたの急に」
 「残ったものも使って、お弁当のおかずを作ろうかなって思って」
 若葉はさっそくお弁当の下準備を開始した。
 残り物を上手に無駄なく使う事が大切である。これは食べ物ばかりではなくモノも大切にすることだと、若葉は学んだ。
 あなたもモノを粗末にすると、もったいないおばけが、あなたのところにやって来るかもしれない。



 『第09.5話 幸せの綿毛』につづく

 あとがき
 ここまで、読んでくれてありがとう。
 物は粗末にするとバチがあたるというお話でした。

 次回は、持っていると願いが叶う綿毛のお話。
 その綿毛はおしろいが大好物♪
 次回をお楽しみに!

Eternalえぼりゅ?しょん!! もくじ


オンライン小説検索エンジンNEWVEL様の投票ランキングに小説を登録しています。
投票は月1回、ここからできます。
投票してもらえると、ランキングがあがるので励みになります♪

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

Eternalえぼりゅ?しょん!! 第08話 はじめてのおつかい


 アーサー・C・クラークの言葉、『充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない』のように、魔法認知世界<ミミル>ではほかの世界の何十年も先を行く科学力、ほとんどの世界の魔法学が集まる世界。
 どれが魔法で、どれが科学力なのか区別がつかないほどだ。
 それらの力を悪用する者は当然現れる。
 魔法が認められていない世界の1つ、魔法否認知世界<ミズガルズ>に魔の手が迫る。
 魔法と科学の力を悪用し、秩序を崩そうとするものがいた。
 これは、そんな魔法否認知世界<ミズガルズ>の秩序を影で守る魔法使いの物語。

 今日は休日。工藤飛鳥とフェイト・クラウスは、地元の鳳商店街に買い物に来ていた。
 買い物の目的は、フェイトの携帯電話を買うためである。
 二人は魔法使いなので距離が離れていても念話で会話ができるが、いちいち念話でのやり取りだと不便なので携帯電話を買うことにしたのだ。
 「フェイトはどの機種にするのか決まっているの?」
 フェイトの顔がやや赤くなっている。
 「まよっているんだけど、その……、あの……」
 「どうしたの?」
 「飛鳥と同じタイプのがいいな。いろいろと教えてもらえるし……」
 「別にいいけど」
 フェイトは笑みを浮かべてお礼を言った。
 「ありがとう、飛鳥」
 飛鳥とフェイトは携帯電話屋に向かっていると、前方から赤い猫耳帽子をかぶった少女が近づいてきた。
 赤い猫耳帽子の少女は、帽子で隠れているが茶色い髪のサラサラヘアーが特徴で、年齢は飛鳥よりだいぶ年下に見える。
 赤い猫耳帽子の少女は飛鳥の前で立ち止まり、飛鳥に話しかけてきた。
 「お久しぶりです、飛鳥さん。あの、お願いがあるんですけどいいですか?」
 「久しぶり、オトメ。僕にできることならいいよ」
 オトメと呼ばれた少女と、飛鳥は知り合いのようだ。そのやりとりにフェイトが嫉妬したようにいった。
 「あなたは誰? 飛鳥とどんな関係?」
 フェイトの目がかなり怖い。何だか黒いオーラが見えそうだ。
 そんなフェイトを気にせず、赤い帽子をかぶった少女は素直に答えた。
 「オトメ・アカボウといいます。飛鳥さんのことを知っているのは、飛鳥さんが私の臨時教官だったからです」
 飛鳥は嘱託魔導騎士の他に、魔導士・魔導騎士養成学校<ファンタジア>で臨時教官としても働いているからである。
 「オトメ、何があったの?」
 「私、子供のフェンリルを見かけたんです」
 「僕達も手伝うよ、ね? フェイト」
 飛鳥は笑顔で引き受けたが、フェイトはジト目でオトメを見ている。どうやら、フェイトはオトメに対し嫉妬をしているようだ。
 「飛鳥がやるなら。私も手伝うよ」
 飛鳥はフェイトとオトメに指示した。
 「見つけたら、周辺の風景を僕に念話で伝えて、すぐに行くから」
 「分かりました」
 飛鳥達3人は、手分けをしてフェンリル探しを開始した。

 飛鳥達がフェンリルを探しているのと同時刻、鳳商店街から少し離れた林の中に<ミズガルズ>には存在しない魔法生物アクリスが徘徊していた。
 アクリスは、鋼をも引き裂く怪力を持ち、人間と同じ大きさのティラノサウルスのような生物である。
 アクリスが、誰かに見つかったらパニックになってしまう。
 さらに、アクリスに狼の様な生き物フェンリルが近づいてきた。このフェンリルは子供のために、まだ仔犬ほどの大きさしかない。しかもこのフェンリルはオトメが発見したフェンリルである。
 強さで勝てるはずないのにフェンリルは、アクリスに対して威嚇した。アクリスも咆哮を上げフェンリルを威嚇する。
 2匹の咆哮に気がついたオトメが駆けつけた。
 「あなた達、大人しくて」
 オトメのその言葉でフェンリルは大人しくなったが、一方のアクリスは無防備なオトメに襲いかかってきた。
 オトメの背後から黄色の槍の様な光弾が飛んできて、アクリスの腹部に直撃した。非殺傷になっていたため、アクリスに怪我はなさそうだ。
 「どうにか間に合った。オトメ、大丈夫?」
 黒色のブレザーに似ている<防御服>を着たフェイトが、オトメを助けにきた。
 フェイトの左手には、槍<アトラス>が握られていた。さっきの光弾は、フェイトが放ったのだ。
 「フェイトさん。ありがとうございます。私もフェンリルも大丈夫です」
 オトメはジョウント効果で着ていた服を、フェイトと同じデザインと色の<防御服>に変えた。
 「2人でアクリスを止めよう」
 「はい」
 フェイトとオトメは、意気投合してアクリスに向かった。
 アクリスが物凄い勢いで、フェイトとオトメめがけて突進をしてきた。
 すると、オトメが紅色の魔力の壁を作り出した。
 「“ヴァヴェ・サークル”」
 アクリスは魔力の壁ぶつかり弾き飛ばされた。
 そのすきに、フェイトは槍<アトラス>を構え呪文を唱えた。
 「“ランヴ・ジラシ”」
 フェイトの放った魔法攻撃が、オトメの出した魔力の壁を貫通しアクリスに直撃した。
 しかし、アクリスは起き上がり、アクリスは自慢の鋭い爪と怪力でオトメの魔力の壁を粉々に破壊した。
 再びフェイトは槍<アトラス>を構え、さっきと別の呪文を唱えた。
 「“ジッタヴ・トウタ・ヴァナヴァイ”」
 フェイトは魔法攻撃で足止めをしようとしたが、今度はアクリスの爪でフェイトの魔法ははじかれてしまった。
 アクリスは、そのままフェイトとオトメに鋭い爪で襲いかかるが、突然現われた淡い青い光の鎖によりアクリスを縛り上げた。
 「大丈夫? フェイト、オトメ」
 フェイトと同じデザインで白色の<防御服>を着た飛鳥が、フェイトとオトメを助けにきた。さっきの鎖は飛鳥が魔法が出したものだ。
 「はい」
 「私も大丈夫です」
 アクリスは自分の怪力で魔力の鎖を引きちぎり、今度は飛鳥に向かってきた。
 飛鳥はジョウント効果で剣<ラクティス>を呼び出した。
 「“タクト・チョウラン”」
 飛鳥が呼んだ剣<ラクティス>には刃がついていなく、ただの棒のようになっている。今の<ラクティス>には、殺傷能力はない。
 襲い掛かってくるアクリスの鋭い爪を軽々交わし、飛鳥は剣<ラクティス>でアクリスの鳩尾【みぞおち】に突きをした。
 その攻撃で、アクリスはひるんだ。
 飛鳥は右手の手のひらを、アクリスに向けて感情抑制魔法“チズネス・ロウジュン”を唱えた。飛鳥の右手の手のひらから淡い青色の光を放ち、それを浴びたアクリスは静まり大人しくなった。

 変身を解除した飛鳥達は、さっきの出来事を話していた。
 「フェンリルはなんで、アクリスを威嚇していたんだろう?」
 オトメの疑問に、飛鳥が答えた。
 「たぶん、あの仔犬たちのためじゃないかな?」
 近くの茂みに隠れていた、仔犬たちがでてきた。
 「フェンリルは守るために頑張っていたんだね」
 フェンリルと仔犬たちは無邪気に遊び始めた。
 思い出したかのように飛鳥がオトメに訊ねた。
 「そういえば、なんでオトメはこっちの世界に?」
 「はい、イリスさんにお買い物を頼まれたのです」
 「やっぱり、あの人か……。ところで、何を買うつもりで来たの?」
 「えっとこれです」
 オトメは、飛鳥とフェイトにメモ書きを見せた。
 イリスが愛飲している緑茶や、アニメのDVDなどが書かれていた。
 「オトメ、1人で大丈夫?」
 「これは、私に出された修行です。絶対に達成します」
 オトメは、自身満々である。
 「きっとそうだよ。オトメ、頑張ってね」
 どうやら、フェイトも同じ考えだ。
 飛鳥は『たぶん、違う』と、口には出せなかった。
 その後、飛鳥はフェンリルとアクリスを元の世界に転送をしてあげた。

 オトメと別れた飛鳥とフェイトは再び携帯電話屋に向かっていると、飛鳥がフェイトに訊いてみた。
 「今度はフェイトが、はじめてのおつかいやってみる?」
 フェイトは、赤面して動揺している。
 「え、それは……。まだちょっと自信がないな……」
 「フェイト、何事もチャレンジだよ。」
 「飛鳥が言うなら、今度やってみるよ」
 フェイトは独占するように飛鳥の手を引き、携帯電話屋に向かった。


 『第09話 残りモノの気持ち』につづく

 あとがき
 読んでくれた人ありがとう♪
 今回登場したオトメ・アカボウは、Eternalから?ず!! の主人公です。
 フェンリルは狼型の魔法生物。なので当初は、オトメのペットの予定でした。
 別パターンでアクリスの変わりに、フェンリルが暴れているも考えていました。
 そんなこんなで、今回の様に落ち着きました。

 次回は、物を粗末にするとでてくる怪人。

Eternalえぼりゅ?しょん!! もくじ


オンライン小説検索エンジンNEWVEL様の投票ランキングに小説を登録しています。
投票は月1回、ここからできます。
投票してもらえると、ランキングがあがるので励みになります♪

テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

フェレットもどき

Author:フェレットもどき
初めまして、フェレットもどきです。
ヴァイスシュバルツについて書いたりしてます。

カウンター
カテゴリ
最新記事
ブログ内検索
カレンダー
08 | 2009/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
宣伝
作品紹介
D.C.III P.P. ~ダ・カーポIII プラチナパートナー~ D.C.III R ~ダ・カーポIIIアール~ D.C.III Plus ~ダ・カーポIII~プラス D.C.III ~ダ・カーポIII~ D.C.I&II P.S.P. ~ダ・カーポ I&II~ プラスシチュエーション ポータブル T.P.さくら D.C.F.S. ~ダ・カーポ~ フォーシーズンズ D.C. P.S.~ダ・カーポ~プラスシチュエーション
今日のカード
リンク